内装リフォームでクロスの選び方と張り替え費用の相場

内装リフォームでクロス(壁紙)の選び方と張り替え費用の相場

お家のインテリアで内装クロスはとても重要な役割を担っています。また経年劣化によるクロスの黄ばみや結露によるめくれ、古臭い感じのデザインなど内装クロス張り替える理由はさまざまでしょう。

近年はインターネットの普及により、手に入りにくかった輸入クロスを扱うことも多くなりましたし、DIYでクロスを張る人も増えてきました。そこで内装リフォームをするときのクロスの選び方や費用相場などの目安について解説します。

クロス(壁紙)の選び方

内装クロスには実に様々な種類があります。一般的なビニールクロスでも耐久性の強いものや、不燃のもの、防カビタイプや消臭機能タイプなどがあり、部屋の用途によって貼り分けることもできます。

クロスの種類について

クロスの種類別に特徴を確認しておきましょう。

デザイン重視で選ぶクロス

クロスには高機能性壁紙というものがあり、いろいろな機能がついていますが、それらのタイプにはあまりデザイン性が重視されていません。色や柄がついていてインテリア性を求めるのなら高機能性ではない、デザイン性の高いクロスを選びましょう。

機能性で選ぶクロス

昨今のクロスはとても進化していますので、キズに強く、汚れが拭きとりやすく、消臭機能があり、アレルギー対策になり調湿機能がある高機能性のクロスがあります。

例えば水廻りには汚れが拭きとりやすく消臭機能のあるタイプを選んだり、ペットのいるリビングにはキズに強く、消臭機能タイプのペット対応クロスを選んだり、部屋の用途によって張り分けることがおすすめです。

リビングなどインテリア性を求める部屋の場合は、デザイン性の高いクロスと機能性の高いクロスの2種類を使い、デザイン性の高いクロスは省スペースに貼ってアクセントにするのも良いでしょう。

スタンダードなクロス

機能性もデザイン性も求めない、とにかく費用をかけたくない場合はスタンダードなものを選びましょう。クロスはサンプル帳ごとに金額が違いますので、無地のようなタイプがたくさん載っている量産品のクロスを選べば費用を抑えることができます。

輸入クロスで他にはないクロスを選ぶ

日本の壁紙を扱うメーカーにはリリカラ、サンゲツ、トキワなど代表的ですが、それらのメーカーには海外のインテリアにあるような斬新なデザインや色のものは、まだまだ少ないです。

輸入クロスを使えば、パリやニューヨークのようなオシャレなインテリアを再現することもできます。費用は日本のメーカーのものより高くなりますが、こだわりたい場合は輸入クロスも視野にいれてもいいかもしれません。

色や柄の選び方

クロスはお部屋のインテリアにとって、とても重要な役割がありますので、色柄があるものを選ぶときはとても慎重になりますね。

床の色や建具の色、家具のデザインが洋風なのか、和風なのかによっても選ぶクロスはかわってきます。まずはどのような部屋にしたいかイメージを膨らませることが大切です。

イメージが固まってきたらサンプル帳を見ましょう。サンプル帳にはどのメーカーもたいていインテリア別にカテゴライズしています。

ナチュラル、モダン、スタイリッシュ、エレガントなどインテリアによっておススメのクロスを選んでくれていますので、それらを参考にいくつか気になるクロスをピックアップしましょう。

いくつか選ぶことが出来たら、リフォーム工事を頼んでいる業者の担当者に選んだクロスの品番を伝えると、大きなカットサンプルを手配してくれます。サンプル帳に載っているサンプルは小さい切れ端ですから、柄ものなどは特に全体のイメージがわかりにくいです。

大きいカットサンプルを見ることは、クロスを貼った時のイメージがよりリアルに感じられますし、クロス選びに失敗しないポイントです。

色のあるクロスを選ぶとき、部屋によって向き不向きがあります。例えば寝室はリラックスして一日の疲れを癒す場所ですので、赤のような交感神経を刺激し脳を活性化させてしまうような色は避けましょう。

また青い色は鎮静作用があり、寝室にむいているように思いがちですが、寒々しい感じがしてしまい体感温度が下げる場合もあります。緑やオレンジ、黄色などリラックス効果があり、暖色系の色を選ぶことがポイントです。

柄が大胆なものは部屋の壁4面に貼るのではなく、一面だけ貼るようにするとアクセント効果が高まりより引き立つといわれています。トイレや洗面所などの狭いスペースでも、一面だけにアクセントクロスを貼ることはインテリア性が高まり、取り入れる人が増えています。

クロスの厚みに注意

クロスにはグレードによって厚みが異なる場合があります。また機能性を重視するため薄いタイプのクロスになってしまい、張ってしまってから後悔するケースがあるので注意をしましょう。

クロスの厚みが薄いと下地の凹凸や、ビス跡が表面に浮き出てしまう場合があります。もちろんクロスを施工する場合、パテという下地材で凹凸がある部分は平らにならしますが、それでも壁面に間接照明が当たったり、見る角度によっては下地の凹凸が気になってしまいます。

特に間接照明で壁を照らす場合は厚みのあるクロスを選ぶことがキレイに仕上げるポイントです。

クロスの張り替え費用相場

クロスの張り替え費用の計算はほとんどがメーター数で計算されます。クロスは90cm幅のロールになっていますので、㎡で計算するよりもメーターで計算するほうが良く使われるのです。

スタンダードクロスの費用相場

スタンダードクロスは一般的に良く使われる量産品ですので、費用は一番安価です。1m、750円~900円がおおよその単価になります。

例えば1800mm×900mm×天井高2500のmmのトイレがあったとすると、量産品750円/m で計算した場合、750円×15mになり、11,250円という計算になります。これに廃材処理や諸経費、機器の脱着などが加算される場合があります。

ハイグレードクロスの費用相場

ハイグレードクロスは色柄が豊富で高性能壁紙ですので、単価は少しアップし1,100円~1,300円/ mほどになるでしょう。

輸入クロスになると単価はさらにアップする場合があります。気に入ったクロスがなくてどうしてもこだわりたい場合は、画像をメーカーに渡してオリジナルのクロスを作ってもらうこともできます。

その場合費用はハイグレードの8倍くらいの金額になりますが、世界にひとつだけのこだわりの壁紙を作ることが可能です。

内部足場がいる場合の費用

吹き抜けがあったり、階段部分などの天井がとても高くて脚立では届かない位置のクロスの張り替えは内部足場が必要な場合があります。

足場の費用は50,000円~100,000円ほどかかりますので、天井高が高い部屋をたくさん作ってしまうとクロスの張り替えのときに費用がかかってしまいますので、新築を計画するときにはメンテナンスのことも考えてプランニングをしたいものですね。

自分で行うDIY

最近ではDIYでクロスを張る人がとても増えています。これは手軽に扱える、張って剥がせる壁紙が普及してきたことと、インターネットで簡単に材料が手に入るからと言えます。

通常クロスを張る場合、下地にパテをして糊をつけたクロスを専用の機械で巻き癖を伸ばし、そして張っていきます。ローラーで馴染ませ余分な部分はカットをします。

大きい面積をDIYで張るのはパワーが要りますが、小さい面積でしたら自分で張ることも可能なのです。そして張って剥がせるタイプは賃貸物件などの原状回復をしなければならない部屋のDIYでのクロスの張り替えを可能にしました。

全面張り替えなくても省スペースをアクセントクロスとして張り替える、または既存の上から重ね張りをすることで、簡単にインテリアを自分好みにすることができるので人気がでているのです。

まとめ

内装クロスの張り替えはお部屋のインテリアにとって、大事なポイントとなります。

業者に依頼してプロに張ってもらうと費用がかかりますが、その分自分自身の労力もかからずプロの仕事をしてもらえます。一方DIYでは、費用が抑えられる半面、手間がかかり複雑な箇所はキレイに張れないかもしれません。

どちらかと決めなくても、業者に依頼する箇所、DIYで張る箇所など分けて、費用と仕上りのバランスを考えて検討をしてみるものいいかもしれませんね。

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