リフォームの資金計画を立てる際は工事費以外の費用に注意

リフォームの資金計画を立てる際は工事費以外の費用に注意

リフォームを満足の行くものにするためには、現実的な資金計画を立て、その資金計画に沿ったリフォームをする必要があります。

なぜなら、現実的な資金計画を立てずにリフォームを行うと、リフォーム後の家計を圧迫することになり、家庭環境にも悪い影響を与える結果になってしまうためです。

この記事では、リフォームの資金計画を立てる際の注意点や、リフォームローンと住宅ローンの違い、リフォームの工事費用以外に必要になるお金について解説しています。リフォームを計画中の方や、資金計画について検討中の方はぜひ確認してください。

資金計画を立てる際の注意点

リフォームをしようと思い立った場合、資金計画を立てることになります。資金計画とは、自分の人生に掛かるお金をシミュレーションすることです。

例えば、子どもの数や、教育の方法、私立か公立か、住まいの修繕や引越し、いつ頃旅行に行きたいか、車の乗り換えなど、いつまでに何をしたいかを明確にして、そのために必要な資金を書き出すことから始まります。

すると、今回のリフォームで使えるお金や、ローンを組む場合に無理のない返済金額が見えてくるようになります。その上で、リフォームにはどれぐらいお金がかかるのかの目安費用を把握して、リフォームの内容を検討していきましょう。

資金計画は、リフォーム後も問題なく日常を送るためにとても重要なものですが、現実的に考え、無理のない計画を立てることは難しいことです。満足の行くリフォームを実現させるためには、各ステップで疑問や不安を残さず、納得しながら話しを進めるようにしましょう。

リフォームローンと住宅ローンの違い

手持ちの資金では不足がある場合、リフォームでもローンを利用することができます。住宅ローンとリフォームローンの特徴から、それぞれの違いとローンを利用する際の注意点を確認してみましょう。

住宅ローンの特徴

住宅ローンの特徴をメリット、デメリットから確認してみましょう。

メリット
  • 金利が低い(安い)
  • 多くの金額を借り入れられる
  • 返済期間が最長35年と長く設定できる
デメリット
  • 審査が厳しい
  • 審査に時間がかかる
  • 担保が必ず必要
  • 手続きが多く、面倒

住宅ローンは、条件によっては自己資金を用意するよりもローンを利用した方が結果的にお得だと言えるほど、金利が低く返済期間が長いことが特徴です。

ただし、借り入れには一定の基準を満たす必要があり、その基準は厳しく設定されています。ローンを利用する場合は、仮審査やローン相談を利用して、確実に審査を通る方法を前もって検討しておく必要があります。

リフォームローンの特徴

リフォームローンの特徴をメリット、デメリットから確認してみましょう。

メリット
  • 審査は比較的通りやすい
  • 審査結果が出るまで住宅ローンほど時間がかからない
  • 担保が不要
デメリット
  • 金利が高い
  • 借り入れ金額の設定が低い
  • 返済期間が最長15年と短い

リフォームローンの特長を確認する限り、審査は比較的緩く、通りやすいですが、高金利で短期間返済であるため、リフォームローンは返済金額が割高になってしまいます。
資金計画も踏まえて、月々の返済金額に無理が生じないようにできるだけ自己資金を用意した上で利用したいローンと言えるでしょう。

リフォームローンは、各金融機関が用意する商品になります。そのため、各金融機関によってローンの特徴は異なります。

例えば、サラリーマンで財形貯蓄を行っている方は、財形残高の約10倍まで融資が受けられる財形住宅融資や、一定の条件を満たす方がバリアフリーリフォームを行う場合に受けられるバリアフリーリフォーム融資等があります。

各ローンの特徴や、利用条件、申し込みの詳細については金融機関に問い合わせて確認しましょう。

工事費以外にかかる費用

資金計画を立てる際、工事ばかりに気をとられて見落としがちで、意外と多くのお金が必要になるのがリフォームに追従してかかる工事以外の費用です。

特に全面リフォームのような、住まいのほとんどの床面積をリフォームする場合は、工事費意外にかかる費用を考慮した上で資金計画に盛り込む必要があります。
具体的に必要になる工事以外の費用は以下のようになっています。

引越し費用 往復約20~40万円

リフォームで引越し?となりますが、大規模なリフォームの場合、住みながら工事をすることは騒音ストレスや、足場の危険、ほこり被害に晒されることになり、おすすめできません。

また、住まい手に気を使いながら工事を行うことになるので、工事計画が複雑化し、工事費用が割高になることもあります。ですから、全面リフォームを計画する場合はリフォーム期間中仮住まいに引越しをすることを前提にしておきましょう。

仮住まい費用 約6万円~

前途の通り、全面リフォームの場合は仮住まいへの引越しを考慮する必要があります。

そのための物件探しや、手続きのために必要な期間も充分にとって、工事期間中もなるべくストレスなく過ごせる仮住まいを見つけたいですね。

敷金、礼金、仲介手数料が初期費用として発生しますが、短期間なのでなるべく発生しない条件の住まいを見つけたいところです。

家具、荷物保管費 無料~約5万円

家具や荷物が多く、仮住まいに運びきれない場合は、トランクルームや荷物保管スペースを借りる必要があります。

施工会社によっては、自社の倉庫に荷物を保管するサービスを行っていることもありますので、予め確認して賢く利用しましょう。

ローン諸経費

ローンを利用する場合、手数料や保証料、火災保険料等が必要になります。その金額は融資額やローン商品によって異なりますので、金融機関に確認しましょう。

家具、家電、カーテン新調費 

リフォームをすると、新築のように住まいが生まれ変わることになります。すると、新しい家具や家電はもちろんですが、カーテンも新調したくなるものです。

また、シーリングライトや間接照明等は見積外で、自身で購入するケースも多いです。我慢することもできる部分ではありますが、そのための費用をおおよそ見積っておくと、より快適な新生活を送ることができます。

確認申請費用 約1万円~

増築をして床面積が変更になる場合や、ホームエレベーターを取り付ける場合等、確認審査機関に確認申請を行う必要があります。その場合の手続き費用や手数料が必要になるとがありますので、施工会社に確認しておきましょう。

例えば、キッチンを交換する場合は、1週間程度キッチンが使えないことになりますから、その期間の家族の食事代がいつもより割高になります。浴室改修の場合も、浴室が使えない期間の入浴について考えておく必要があります。

また、工事に伴って車の往来や、騒音など少なからず近隣には迷惑をかけるものです。そのため、着工前と後に粗品を持って挨拶をすることを考慮すると、粗品代が必要になります。

工事費用意外に必要になる金額については、細かいところまで追求しておいた方がより確実で安心感のある資金計画を立てることができます。

まとめ

リフォームの資金計画を立てる際の注意点や、住宅ローンとリフォームローンの特徴と違いについて、工事費用以外に必要になるお金について解説しました。

資金計画は、リフォーム後の暮らしに大きく影響する部分です。可能であればファイナンシャルプランナーへの相談等も行いながら、早い段階で時間をかけて検討し、慎重に決断をしていきましょう。

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